真説・MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』今時の若者編【▲→トーノZERO→ゲームプレイ日記→ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR】

　もし、グリムが語尾に「みたいな」を付ける若者だったら……。

MISSION 04『初陣』 §

グリム「グリムです。整備班を手伝ってハンガーにいました。離陸します、みたいな」

チョッパー「離陸するのかしないのかはっきりしろよ」

グリム「ははーん。なんか読めてきたぞ」

チョッパー「何だか知らねえが、冴えてらっしゃるようじゃないか?　どうした?」

グリム「チョッパー中尉、電子戦機です、みたいな」

チョッパー「電子戦機なのか違うのかはっきりしろよ」

チョッパー「ちぇっ、うちの基地司令より優しそうな奴だと思ったんだけどなあ」

グリム「高級将校は皆同じです、みたいな」

チョッパー「同じなのか違うのかはっきりしろよ」

グリム「スノー大尉、うしろにつきます、みたいな」

チョッパーの霊「後ろに付くのか付かないのかはっきりしろよ」

グリム「見たいな。一番綺麗な朝焼けを、みたいな」

チョッパーの霊「見たいのか見たいのかはっきりしろよ……。ってあれ?　今回は『みたい』で一貫してるのか。ようやくまともなことを言ってくれたぜ。これでやっと成仏できるってものだ」

グリム「チョッパー大尉……、いるのなら支援して下さい!」

　しかし、その時既にチョッパーは成仏して、既にいなくなっていたのであった。